不安障害・パニック障害と生活をともにして
早、8年目となっています
このブログに書いたように
発症当時は本当に地獄の毎日でした
それから時間の経過とともに症状は少しずつ和らぎ、平常とも思える日々を送っています
もちろんメンタルクリニックに通っていますし、1種1錠の服用はしていますがね〜
とはいえ、人生はけして平坦ではなく、
この間も苦しい時期はあったものです
同じように闘病している方はよくわかると思いますがね…
ストレスが多い社会です
精神疾患予備軍の方も多いことでしょう
私もその時に対処していれば…
なんて今なら思えますけど(TдT)
自律神経の乱れが不調の原因
天気、季節、日々のストレス…
自律神経を乱す要因はそこかしこにあります
そしてこの乱れは様々な心身の不調を起こします
動悸や顔(上半身)の火照り、呼吸困難感、
胸が苦しくなったり、ふわふわ目眩がしたり
この他にもたくさんの病院に行くほどじゃないけど、なんか体調が悪い
そんな不調は大概が自律神経の乱れによるものです
心身ともに健康であれば特に意識することもなく日々を送れます
実際私もパニック障害・不安障害を発症するまでは、なんとも思わず生きてこれました
しかし一度でもパニック発作を経験してしまうと、すぐさま予期不安へと発展し、憂鬱な日々を過ごすこととなります
パニック発作を起こした前と後では
全く別の体、感覚と言うくらいなのです
パニック発作を経験すると毎日こんな気分になっちゃう
例えば、家の目の前に大きな橋があるとします
そこそこの年数が経った橋ですが大きくしっかりとしたものです
その橋を通らねばどこに行くこともできません
そんな橋がいきなり崩落するなんていちいち考えませんよね
それが普通であって日常ですからね
けれど可能性はゼロではありません
パニック発作は、その崩落をいきなり経験したようなものです
その橋を渡ることなんて恐怖でできなくなります
当然です
それこそ死ぬ思いだったのですからね
しかしどうしても渡らなくてはなりません
また崩落するんじゃないかと恐怖で頭がいっぱいになります
歩道の凹凸、橋脚のクラック、ボルトナットの錆、大型トラックの振動…
あらゆるところにセンサー向けていきます
そして全てが崩落のトリガーと感じ、恐怖が加速します
情報全てが不安になり、崩落の時を思いださせます
不安が恐怖を、恐怖がまた不安を煽り、ついに橋は崩落の時を迎えます
正に死ぬほどの大災害です
しかし、ふと気がつくと橋は元通りになり、
自分はまた橋のたもとに立っています
そしてまた渡らなくてはならないのです
ちなみにこれが、不安障害・パニック障害を
発症した当時の日々の情景です
毎日が体の不調探しです
どこが痛い?
どこがおかしい?
発作がおきるのか?
寝てる時以外、ずっと頭の中はこんな感じでした
自律神経を乱さない生活
自律神経を乱さない生活は簡単です(笑)
毎日規則正しく起床、就寝し、
栄養バランスの整った食事をし、
適度な運動を定期的に続け、
ストレスの無い仕事をし、
笑顔の多い毎日を送るだけです
…できるかっちゅーの(# ゚Д゚)
もうこういうテンプレが出来上がってますね
確かに正解なんだろうけど面白味もなんもない人生になっちゃう
ただ、私の場合は不安障害・パニック障害を
克服したいので(ツラいのが嫌)、
こんな生活を心がけてはいます
発症前は真逆の生活でしたがね〜
ほんと自堕落な生活でしたよ
成人病まっしぐらって感じでw
実を言えば今も自堕落ではあります
でも少し気をつけています
そう大事なのは心がけることです
全部出来なくて良いんです
出来ることをやって健康を意識するだけでも大きな変化が訪れるものですよ
心と体の健康は密接なものです
どちらか一方が健康ではダメです
両方バランス良く健康が一番なんです
あるがままを受け入れる
もちろんどんなに気を配っていても、
ダメな時もあります
特にストレス要因なんて事欠かない時代です
かく言う私も日々多くのストレッサーに囲まれています
昔の私でしたら攻撃的になり、
怒りをそこら中にぶちまけていたでしょう
常に頭カッカです(# ゚Д゚)オルァ
残念だけどこれでストレスは解消とはなりません
それどころか新しいストレスの呼び水となりかねません
誰かに怒っているとき、怒りが次から次に湧き出てくる感覚は、誰もが経験したことと思います
怒りだけではありません
嫉妬、妬み、他者への攻撃的な感情は誰しもあるものです
しかしこの負の感情、自分に向かうとダメージが倍になったように感じます
自分を貶めることにベクトルが向いてしまいます
この情報過多の時代
要らないものもたくさん受け取ってしまいます
周りを見れば羨ましい人だらけです
気づけば自分の粗探しな毎日です
他人との比較ほど不毛なものはありません
でも意外と自分の良いところは気づき難く、
おざなりにしがちなのです
もちろん私もそうです
特にこんな病気になれば、
自分を責め絶望感に苛まれます
でもそれも含めての自分
あるがままを受け入れて、
体調に一喜一憂せず、
自分の人生を楽しむことを優先していきたいもんです
この人生は他の誰でもない自分のもなんですから
肩の力を抜いて、軽く上を向く
きっと空の青さにびっくりする
...と、言い聞かせて今日も生きる私でした