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不安障害パニック障害の発症②~4月中旬編~

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こんにちは

さて前回に続き4月編をお送りしたいと思います

3月、4月というのは季節の変わり目でもあり、生活の変化も大きい時期です

この時期に発症したのも偶然ではないのかもしれませんね

 

過去編はこちらです

  ⬇

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今回も長いですがリアルをお届けしたいのでご了承ください

何かヒントとなりますことを

 

 

4月11日

 

本日晴天なり。

 

体調は眠い以外は別段変わりは無い。

 

いつも天気を書いているのは、天気による体調のデータベース収集の意味もあるのだが、

どちらかというと、体調も天気みたいにころころ変わるもんだと自分に暗示をかける意味が強い。

 

雨の日に晴れることを強く望んでも、人間ごときが天気を操れるわけなんてない。

受け入れて過ごすしかないわけだし、その天気ならではの楽しみを探すほうが楽しいわけだ。

体調も同じで、その日その時で良し悪しがあるのだから一喜一憂せず過ごそうという暗示をかけるのだ。

 

自分で自分に暗示をかけるのは、意外と難しく邪魔な常識というかプライドに邪魔されるのだが、

日々習慣化してくると自然にそういった考え方にも変化してきた。

 

そうそう、よく知らないのだが円広志さんがパニック障害の告白をしたのがニュースになっていた。

以前ならなんとも思わないニュースなのだが、今は心強く感じるな。

 

有名人が告白するとその病気への認知度が上がります。

同時に周囲への理解も深まります。

現在苦しんでいる人には追い風になると思うわけですね。

 

とはいえ私の症状が楽になるわけではありませんが、顔の見える人が同じように苦しんでいたんだなぁと

勇気をちょっといただきました。

 

さて今週の頭からデパスを飲まずにすんで一安心。

 

明日の天気はどうだろうか。

 

4月12日

 

本日も晴天。

 

昨日よりも幾分寒いかな。

 

朝一から調子は良く、仕事も順調にこなす。テンションも高く元気が良い。

そのまま続けばいうことナシのなのだが、そうは甘くはない。

 

仕事も一段落して、ふっと気が抜けた瞬間だった。

胸がざわざわとしてきた。予期不安の兆候だった。

最近の傾向では集中している時は割と不安感は忘れられるのだが、心にヒマができると不安感を思い出すような感じになる。

そこまで強いものではないし、以前のように常時襲われてたことに比べれば全然マシなのだが、その分気分の落差を感じるようになった。

 

いつもいつも強い気持ちでいるのはさすがに無理があるのだろうが、今日はちょっと弱気だったかもしれない。

結局本日は2度程の予期不安があったが、デパスは飲まずに済んだので良しとしよう。

 

久しぶりにウォーキングで軽く汗もかいたし、本日の目標は達成ということで良し。

 

4月13日

 

曇空。

 

今日からタイトルに日付はやめることにした。

毎日何かしらのテーマがあるのでそれでいこう。

 

朝より体調は普通といった感じで、殆ど食べれなかった朝食も随分と喉を通るようになってきた。

以前に比べればまだまだ少ないが、それでも美味しいと感じられる喜びだけでも、大きな進歩と思える。

人間にとって食事はただの燃料補給の作業ではないんだなあ。

 

調子を崩してからこっち、些細なことにも気づき、有り難みを感じられるようになった。

悪いことばかりではない、と思えるにはまだチト早いかな。

 

仕事中も無難にこなし、予期不安らしき兆候も別段はなかった。厳密にいえば、とても小さなもの、ざわつきの手前の様なものはあったが、それ位ならコントロールできるようになった。さすがに慣れるといったところか。

 

仕事上がりで二週間ぶりのメンタルクリニックに、メイラックスはそのままに、自分で量を減らしていきたい旨を伝えた。なんか良いアドバイスを貰いたかったのだが、上手いこと引っ張り出せず、診察は終了。

 

 

帰り道に久し振りにコーヒーを買ってみた。カフェインで興奮するのを避けていたのだが、

毒もまた薬という事で、一服しながらコーヒーを飲む。

 

「あ~美味いな~」

 

と思った矢先、予期不安が身体を駆け巡る。むねがざわつき、ドクンドクン感じた。

 

あれちょっと強いかなと思ったのだが、これは観察する良い機会と思い、そのままタバコとコーヒーを楽しんだ。楽しくはないが。

 

10分~15分程で治り、どうせならと二回戦に挑戦。あまりドキドキはしない。

 

前は毎日飲んでたので気がつかなかったが、もしかしたらカフェインに反応しやすい体質なのかもしれない。興奮しやすいといった感じかな。

そしてタバコで血流が悪化した事で、血圧が。その変化に不安感が反応し、予期不安~発作につながると考えられる。

 

どっちも好きだったので由々しき事態である。

とはいえタバコも殆ど吸わなくなったし、まあいいか。

 

4月14日

 

晴天。


本日はなぜか朝よりイライラとしている。


理由はわからない。


ただイライラしているだけなら問題は無いのだが、あまり精神状態がよろしく無い。


午前中に強めの予期不安に襲われたが、なんとか落ち着くことができた。
しかし仕事上のトラブルにより、再び状況が悪くなった。


呼吸法や自己暗示で乗り切りたかったのだが、どうにも落ち着かずデパスに頼ることにした。


その後は落ち着いたものの、どうにも気分は優れない。
いつものように前向きに捉えられず、単純に気分が悪い。
パニック発作までは起きないものの、予期不安が強く、今日は負けた1日だった。


夜には落ち着いたがブログも書く気になれず、就寝することにした。


こんな日ももちろんあるのは当然だし、三歩進んで二歩下がるといったところか。

 

4月15日

 

晴天。


まず亡くなられた方の御冥福をお祈りすると共に、被災なされた方々の御無事をお祈りいたします。

 


熊本に身内もいなければとても遠い地域に住んでいる自分にとっても他人事には感じられない。
私自身、東日本大震災の被災者でもありましたし、本震はもちろんのこと余震の恐怖は今でも忘れることはできません。
停電や断水はしばらく続きましたし、食糧や飲料水の確保、ガソリンの補給、安否確認など、現実感の全く無い日々でした。本当に現実なのだろうか、夢なんじゃないだろうか?
そう余震に怯えながら感じていたのを覚えています。
ひと月位は地震酔いが続きましたし、緊急地震速報にもドキっとさせられました。


現状被災されているかたも同じ状況だと思います。


とにかく無事であることを祈るばかりです。

 

 

当時は停電もありTVを見ることはできませんでしたし、ラジオや口コミが情報源になっていたわけですが、こんな風に報道されていたんだろうなと考えてみると、被災者にとっては無意味なものだったなあと思うわけです。


さて本日は地震関連のニュースによって私自身の不安感も強く感じます。
やはり当時を思い出すからでしょうな。
不安障害によって強く引き出されるのでしょうが、1日ざわざわとした感じが続いています。地震が悪いわけではなく、自分が上手く処理できないのが原因なのは重々承知していますが、この過敏な感じから中々抜け出せないと感じます。
調子が良い日は良くなっていると前向きになれるんですが、昨日から不調気味なので、負のスパイラルにはまっているのですかね。


土日は休日なんでまたリセットして頑張りたいと思います。

 

4月16日

 

晴れのち曇り。

 

さて、もう限界だと苦しんだあのパニック発作から、もうひと月近い。

 

長かったような短かったような気がするが、まだ完治はしていない。

 

調子の良い日も悪い日も、毎日戦い続けてきたわけだが道半ばである。

先の長さには辟易とするのだが、それでも日々生きているわけでして。

それでも、日々自分の底上げを心掛け頑張るしかない。

思えば以前の私は常に後ろ向きであったと言わざるをえない。

過ぎた事を愚痴愚痴と思い悩んだり、先のイベントにやたら不安を感じ、機会があれば逃避する。非常に弱い人間だった。

もちろん今もそれは劇的には変わっていない。

ただ少しだけ前を、少しだけ顔を上げ始めただけだ。

 

それは、不安障害を克服するために必要なファクターに過ぎない。

日々の不安に思い悩んだり、嫌なことから逃げるのは誰だってあることなのに、罪悪感を感じ過ぎだったのかもしれないな。不安や恐怖から逃げることばかりを考え、共に生きていこうと考えられなかったのが今回の原因であるのはわかっている。

 

でもそうして生きてきた時間も長く、この癖や考え方を変えるのは時間がかかりそうだ。

だからこそ、闘病も長くなるのだろう。

 

自分が変わったと感じる時こそが、笑って完治したと、完全に克服したと言える日になるのだろう。

不安も恐怖も受け入れながら、共に生きていけるその時まで。

 

4月17日

 

曇り時々雨、強風の後の晴天。

天気が目まぐるしく変化した1日だったわけだが、今日は良い1日だったと思う。

朝はいつものように怠く、起き上がるのも一苦労だったのだが、今日は子供の学校行事。

今までなら絶対に不参加だった。もともと内向的な性格で行事に参加するのは恐怖の対象だ。

今考えると軽い対人恐怖症だったのかもしれないな。ってことはもともと心の病気持ちだったってことになるので、まあついでに治してやるかとのことで、参加を決意したわけだ。

まだまとめてないのだが、認知行動療法もかじっているので試すには絶好の機会でもある。

詳細は省くが、行動のメリットとデメリットあげ、活動目標を設定する。
後はそれに則って行動し自分を評価する。
活動詳細に難易度や満足度をつけ、予想と実際値をつける。

 

見づらいけどこんな感じにやる。
ポイントはどんな事でも良いので頭によぎったことを記入していくこと。
考えてはだめ。
なぜなら自動的に湧いてきたものが不安感の正体だからだ。
目標が出来ればあとは行動するだけで、克服の戒めに則って行動する。

これは最低限のルールであって更に行動を起こす分には良い。
今までは無かった自分から話しかけてみたり、会話してみたりと冒険してみたが、いろいろと気付かせることがあった。

気持ちが外向的になると、不安や恐怖が減ることだ。

不安や恐怖はやはり内向的な自分が作り出した幻想だったんだなと思えた。

とにかく良い1日だった。

 

4月18日

 

晴れのち曇り。

 

抗不安薬漢方薬柴胡加竜骨牡蠣湯)、自律訓練法認知行動療法(自己流)。

 

これらの行動が完全に日課として板についてきたなと感じる今日この頃。

 

今日は朝よりほぼ一日予期不安に襲われることもなく穏やかにすごせた。

これは自分の行動が正しかったとの証明とするか、たまたま今日は調子が良いだけだと捉えるか?

 

あ  え  て、正しかったと捉えることにしよう!

 

普段は日々の症状に一喜一憂なんかしないと心掛けしているのだが、たまには前向きに自己暗示をかけるのも良いだろう。

いや、絶対に良いはずだ。

 

自分に厳しくルールは絶対だといっても、良い方向へルールを破るのは問題ないことだ。

なぜなら逃避行動ではなく、攻める意思なのだから。

 

例えば本日のウォーキングは、雲行きも怪しく雨がちらほらしてきた。

距離を短くして、早く切り上げても問題はない。

 

しかし、私はウォーキングが目的ではない。

私の目的は、自分で決めた事を必ず遂行するということなのだ。

ならば決めたコースをただ歩ききるのみ。

それで目的が達成されたことになるのだ。

 

道中に土砂降りになろうが、不安症状がでてそれこそパニック発作が起きようが関係ない。

びしょびしょになりながらも苦しさに耐え歩き続けるだけなのだ。

 

大げさでは無く、その決意で私は続けてきたのだ。

であれば、雨なんかでは止まることはできない。

 

結果びしょ濡れにはなったが、決めたことをやり続ける自信が蓄積され、未来の自分を創り上げると信じている。

 

行動において逃避と自分への優しさは似て非なるものだ。

そこを誤らないように日々を紡いでいこう。

 

4月19日

 

晴れのち曇り。

本日も仕事中は順調に経過した。予期不安もなく、不安感も息を潜め、忙しくも穏やかに過ごせた。

こんな毎日ならいいなとも思うのだが、人生いや不安障害は甘くない。

身体はもちろん健康なはずだし、経過も順調だ。
しかしそれは、毎日の行動が同じようにこなした場合によるものなのだろうか?

今夜は急遽、実家にいき食事をすることになった。

途端に出てきたのが不安感だ。
前回は無事に目標を達成し、日々自分から行動を起こすことを心掛けている。
少なくとも前回よりは強くなっているはずだし、不安感も弱くなっている。

問題は完全に無くなってないことだ。

両親達との食事がいやなわけじゃない。
両親も歳をとったし、あと何回健康で食事を楽しむ機会があるかはわからない。
一回一回がとても大事な機会であることは、重々理解しているはずなのに、不安感が襲う。

予期不安もパニック発作も不安感も恐怖感もあってもなくてもいい、と普段から強く胸に刻んでいても、行動する前までの時間にはこの湧いてくる不安に苛まれる。
今までの経験から、いざ動きだせば不安なんか吹き飛んでしまうだろうし、達成できれば克服に更に大きく前進することは間違いない。

ただ直前まで襲うこの不安感から解放されるのはいつの日のことなのか。
道は長いのだろうか。
簡単に行動するのがしんどいのが本当にツライと思う。

だから私は、不安障害なんて大嫌いだ。
絶対に克服してやる!

 

4月20日

 

晴れ。

 

まずは昨日の追記から。

 

せっかくの食事会だったのだが、ビールをコップ半分ほど飲んだところで予期不安が強くなり、私だけ帰宅することになった。

結局1時間ほどでの無念の帰宅となった。

 

正直、かなり凹んだ。

前回は大丈夫だったし、最近はなにかと調子も良く目標をこなしていた。だから余計に悔しくてたまらない。何より他人ではないのに、家族との食事なのにできなかった。

 

何回何十回とできていた。

いや、できるとかできないとかそんな感覚すらない行動に不安や恐怖感がでるなんて、一体どうなっているんだ。

 

結局早めの逃避行動によりパニック発作は起きず、デパスも服用せずに落ち着きを取り戻した。

 

私はお酒が好きだった。

大して強くもないが、みんなでワイワイとお酒の席が大好きだった。

若い時からずっと繰り返していた楽しみな時間だった。

落ち込んだりした時めでたい時、励ましあったり祝いあったり、たくさんの席の度にたくさんの思い出がある。これから先もずっとそんな楽しい時間が続くと思って疑わなかった。

 

それも奪っていくのかよ。

お前はどこまで俺の幸せを奪っていくんだよ。

 

逃げないで戦うと誓ったくせに、あっさりと逃げた自分に腹が立つ。

そのまま苦しんでパニック発作を起こして、落ち着くまで耐えたほうが克服には近道だったはずだ。

なのに逃げた。

苦しくて、パニック発作が怖くて逃げた。

悔しい、悔しい。

 

おかげで今日一日もなんか調子が悪い。強くはないが、不安症状が起きている。

本当に心の病なんだと実感できる。こんなに気分に左右されるんだから。

もうでも過ぎたことだ。

悔やんでも昨日には戻れない。

 

大事なのはなぜ予期不安が起きたのか、不安症状が起きたのかだ。失敗は無駄にはしない。

そこから分析して次につなげてやる。

 

絶対にだ。

 

_____________________________

 

こんな感じで最悪の発作から1ヶ月後となりました

行動しては失敗し、もがいているのがよくわかります

でも行動を起こそうという気になるだけ良いのでしょうね

 

わざとパニック発作を起こして慣れさせようなんて、今思えば正気ではありませんが(;^ω^)

このときは必死だったんですね〜

 

さて次回は  

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 です

 

よろしくおねがいしますm(__)m

 

 

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